バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
私はもうどうしていいのか分からず、啓太の携帯にかけてしまった。



【華何もう少し寝かせて。】


《啓太、何呑気な事言ってるの。彩夏が何処かへ行っちゃったの?》


【何で彩夏が何処かに行く訳?】


《だから、それは啓太が浮気したからでしょ?》


【誰が浮気したの?】


《何、惚けた事いってんの。浮気したのは啓太だよ。》

【俺が浮気!誰がそんな事言ったの?】


《彩夏、昨日啓太が女の人といるとこ見たらしい。


その女がキャバ嬢のルミさんって知ってたよ。


愛してるとか好きだとか、啓太の背広のポケットに入ってたのも見たらしいよ。》


【それは違うんだよ。華も俺が浮気したと思ってるのか?】


《それは分からないよ。彩夏は啓太がもう自分を好きでないと思ってる。


啓太に好きな人と幸せになって。


彩夏手紙置いて出てったの。

それと彩夏妊娠してる。


二人目がお腹にいるの。


啓太彩夏探して、彩夏が死んじゃうよぉ。》


【華落ち着いてくれ!俺華の話しについていけなくて、彩夏は何勘違いしてる訳?

妊娠って何?華今そっに行くから待ってて。】






< 26 / 228 >

この作品をシェア

pagetop