バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
直ぐに啓太が来た。




子供たちも起きていた。



私は子供たちを夕顔に任せて一輝の部屋に行った。



「啓太座って。」



『華、今彩夏の実家に電話したけど来ていないと言ってた。』



彩夏何処に行ったの?



『華俺は浮気なんかしてないよ。だけどキャバクラには行った。


嫌何回か行ったよ。


でもそれは、頼まれたからなんだ。


華知ってるだろう。ルミは青嶋慎吾の妹なんだよ。


妹と言っても腹違いの。


ルミは青嶋の父親が愛人に生ませた子なんだ。


でも青嶋は妹を大事にしてた。


だけどルミは勝手に高校止めてキャバクラで働き出したんだ。


それで、俺がルミがキャバクラ止めるように説得してほしいと頼まれた訳。


まさか彩夏が誤解してたなんて思っても見なかった。

そう言えばここ最近可笑しかったような気もする。』


啓太のバカたれ。



『あ、彩夏妊娠してるって本当?』



「もう5ヶ月なのに、彩夏下ろすって聞かないの。


私は絶対駄目って言ったよ。」



啓太がガタンと椅子から落ちた。






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