バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
第2章 家族

家族

彩夏と啓太廉人にまで笑われた。




「華ちゃん子供みたい。」



「ふん、どうせ私は子供ですよ。」



いじける私に、『華の好きなお菓子買って来たよ。』


「ホント嬉しい一輝大好き。」



又抱きつく私に一輝が、『うちに帰ったらいくらでも抱き付いていいけど、


今は駄目だよ。廉人見てるしね。』




『華、沢田に怒られてる。』


「啓太私に歯向かうの!」



『華いいから止めなさい。』



「ごめん一輝。」



彩夏がゲラゲラ笑い出した。



「華って沢田にそうやって甘えるんだ。


いいなぁ?


私啓太に甘えた事ないよ。」



『彩夏、これから俺に甘えろよ。』



「え、啓太に甘えていいの?何か頼りないですけど。」



私は思わず吹き出してしまう。



『華いい加減にしなさい。』



「華又沢田に怒られてる。」


もう啓太なんて嫌いだ。



『小沢、廉人暫くうちで預かるから、おまえは彩夏の側にいてやれ!


華帰るぞ。廉人今日は先生とお風呂入ろうな。』




沢田先生ありがとうございます。



彩夏と啓太が頭を下げた。





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