バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
私が一輝と一緒に学校に行くには理由がある。



夕顔が小学校に上がったばかりの時、



私が若いお母さんだったから、



影で色々言われた。



でも鈴子さんが庇ってくれたりしたんたけど。



色々とおかしな噂まで立って、



私が学校へ行きづらくなった事を知り、一輝が一緒に行く事にしてくれた。



一輝と一緒に行けば他のお母さんたちは、



私の事をコソコソとは言わない。



夕顔は私が中学生の時に生んだ子。



父親の分からない子。



誰がそんな事言い出したのかは分からない。



私はいい。



何を言われても、でも夕顔が辛い思いをするのに耐えられない。



だけど、夕顔はみんなに、夕顔のママ若くて可愛いから羨ましいんだよね。



と笑うんだよ。



小さい夕顔が一杯我慢してるのが辛かった。



たけど家族で力を合わせて乗り越えた。



夕顔は素直で優しい子。



美人でスタイルもよくて、頭もいいんだよ。



きっとモテモテだよね。



彼氏でも出来たら、一輝が落ち込むのが目に見える。






< 42 / 228 >

この作品をシェア

pagetop