バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
だって華ちゃんがうちに来るとパパ顔がにやけてるんだ。



担任が生徒に手出して言い訳?



パパと華ちゃんは私が望んだ通り、



両思いになったの。



たけど、パパは先生で華ちゃんは生徒。



決して二人の恋は順調に進まなかった。



あの頃まだ私は幼かったから、



二人がどんなに愛し合っても結ばれないなんて信じられなかった。



華ちゃんはいつも苦しんでいた。



パパからも笑顔が消えた。


でも、私のママは華ちゃんでないと駄目なんだ。



本当のママが現れた時、驚いたけど、



由美さんはもう私のママなんかじゃなかった。



なのに由美さんは無理矢理ママになろうとする。



私は怖くて逃げた。



そしたら、マンションの階段から落ちてしまった。



気がついたら病院にいた。


パパは由美さんの言いなり。



多分パパは由美さんに脅かされている。



華ちゃんとの事を学校へばらすとか言われて、



パパの意気地無し大嫌い。





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