バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
マンションに帰ると、美憂と健太郎は寝ていた。



「もうパパとママ遅いって、健太郎ママいないって泣き出すし、


私もうめちゃ焦ったんだからね。


健太郎泣きながら寝ちゃったよ。


泣き止まない健太郎を美憂が、一緒に寝てくれたんだからね。」



ごめんね夕顔。



『夕顔ごめんな。パパ先に帰れば良かったのに、


華の事心配でつい、』




「パパ分かってるよ。パパはママ大好きだから、


心配で仕方ないんだよね。

私怒ってるじゃないよ。


ママは何かあるとすぐ、その事しか頭になくて、


突っ走るのが私は心配なの。


ママ自分の事も大切にしないと駄目だよ。


それが言いたかっただけ。」




夕顔ありがとうね。



「パパとママお腹すいてたら、シチュー残ってるから食べていいよ。


お風呂もすぐ入れるようにしてあるから、


早く一緒に入って来なよ。」




『華久しぶりに一緒に入ろうか?』



一緒に入るの?







< 96 / 228 >

この作品をシェア

pagetop