バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!《あれから〜6年が過ぎて》
第4章 後悔

助けてあげたい

一輝の腕の中で眠った。



ちょっとエッチな一輝も好き。



一輝はどんな私も愛してるくれるんだって、自信を持っていた。



私の仕事も理解してくれ、子育ても家事も協力してくれる。



世界一素敵な自慢の旦那様。



喧嘩なんてした事がない。


子供みたいな私の我が儘を一輝はいつも許してくれた。



だから、今度も一輝は私の気持ちも私の行動の全ても理解して、



優しい言葉をかけてくれると信じていた。



でも、ごめんね。



私一輝の気持ちも、子供たちの気持ちも考えず又暴走してしまった。



私って本当学習能力がないんだよね。




私は木曜日病棟の子供たちに会いに行っている。



その中の子供。



逞君3才。



ママがいなくてパパが一人で逞君を育てている。



逞君は白血病。



骨髄の移植しか助かる方法がない。



私は逞君を助けてあげたくて、ドナー探しに必死になっていた。







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