紙ヒコーキ
『ひかり?祐太?』
私と祐太は言葉にならないくらいに驚いた。
『航大?いままでどこにいたんだよ!』
祐太は航空大に近づき話す。
みやびが『知り合い?』
とびっくりしていた。
橋本もあどけない顔をしていた。
私はただたっているだけ言葉がでてこない。
だって航大を忘れようとしていたから。
『ぁー。まぁ。』
と航大は戸惑いを隠せない様子だった。
『とりあえず座ろ!』
みやびは焦って言う。
『うん。』
祐太はみやびに誘導されながら席に座った。
『ひかり?大丈夫?』
橋本は顔を除き込みながら言う。
『うん、』
今は橋本の顔も航大の顔も見れない。
『行こう。』
橋本に引っ張られながら行く。
航大の前を通りすぎる。
ごめんね。