紙ヒコーキ
『なに?あの店員さん知ってるの??』
みやびは話す。

『知ってるもなにも俺らの同級生だしな。』
祐太は水を飲みながら話す。
でも私はそんな事も耳に入らなくて。

『ひかり?ひかり?』

『あぁ.ごめん。』

私は下を向きながら話す
橋本の顔もまともに見れない。

やっぱり私行かなきゃ。

バッ
私は席をたち走りながら航大の所へ行った。

『ひかり!!』
みんなの呼ぶ声がした。

でもそんなの耳に入らなかった。
航大に話さなきゃ。


『航大!!!』

航大はコップを拭いていた。
『ひかり?』

『話さない?』
私は航大の手を引っ張り言った。

『うん。』
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