紙ヒコーキ
授業も終わり帰るしたくをして祐太の所へ行こうとしたら、

『祐太用事ができて先帰っちゃったて。』
橋本が携帯を見ながら言った。

『そっかぁ・・・』

祐太なにしてんのよ。
せっかく三人で遊ぶの楽しみにしてたのにさ。

しかも帰り1人とか本気で萎えるよ―。

『楽しみにしてたのに』私は悔しながら言う。

橋本はひらいめいた顔をして


『俺と二人で遊べばいいやん!』
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