紙ヒコーキ
私は一年二組になっていた。
ドキドキながらも階段を上がり、教室へ入る。

私の席は窓側の一番後ろの席だ。
私は荷物を机の上におき、座る。

窓の外を見れば桜が散っていた。

中学の頃を思い出す。
自分にとって中学の頃はつねになにかに繋がれていた。自由にはなれなかった。なかなか自由にはしてくれなかったんだ。
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