紙ヒコーキ

私は家まで走って帰り
玄関には母親がいた。

『ただいま』

『おかえり。今から仕事が入ったから行ってくるね!』

母はそうのこし仕事へ向かった。

母は仕事がばりばりできて働きマンだ。おまけに家の事もちゃんとやってくれる。普段は仕事ばかり。
やっぱり父がいないからさみしい。

父は数年前に離婚してどこかへ行ってしまった。
だから普段は一人。
こんな生活なれた。

時々シンジも来てくれたいじめられてたのにおかしいよね。本当に勝手な人だった。

でもそんな勝手はもう見れないのかな。

自分から突き放しといてやっぱり心の何処かではさびしんだよ。
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