紙ヒコーキ
私は⑩時に学校へ行った

『ひかちゃん~遅いよ』教室でみやびと裕太が出迎えてくれた。

『ごめん~ちょっと用事でさ。』
適当な嘘を並べ自分の席へ行ったが橋本はいなかった。

『裕太。橋本は?』

裕太はうずくまった顔で『朝までいたんだけどさっきからいないんだよ』

どうやら橋本はいないらしい。

あぁ暇だ。橋本がいないなんて。

なにしてるんだろう。
とりあえず三時間目と四時間目の授業を聞きすぐに昼休みがきた。

橋本がいないからあっという間に過ぎた時間。


『橋本君どこいったんだろう。』
『さっきまでいたのに』
裕太とみやびは橋本を心配する。
もちろん私も心配した。
< 78 / 135 >

この作品をシェア

pagetop