紙ヒコーキ

橋本は綺麗な空の下で寝ていた。

『橋本・・・』
私はそう呟きながら寝ている橋本のそばへ行く。
橋本の隣に座る。
ずっと探していた人がこんなそばにいることが不思議。

とにかく今日はずっと橋本の事しか考えてなかったような気がする。


昨日の事が嘘みたいに消されていく。

そんな事はうらはらに
橋本は気持ちよく寝ている。

私は橋本の頬っぺたを触ってみる。

すごくぷにぷにしてる。しかも近くで見るとさらに綺麗な顔をしてる。


『ずっと探してたのにな~』

私はそう言いながら空を見上げた。

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