紙ヒコーキ

どうしても涙が出てくるずっと我慢してたのに。
すごく落ち着くからかな

『俺はずっと待ってた』

気が付けば橋本は起き上がって私の手を握っていた。
『橋本・・』
さらにたまっていた涙がおもいっきりでた。

『おい~。ひかりちゃん。どうしたんだよー』
橋本は焦って私を抱き締めた。

すごく心地よい
君の背中。

『ずっと橋本探してた』
私は言った。

『ん。俺はずっとおまえ待ってたー。来るのおそいし寂しいから、ここへ来たの。』

どうやら橋本は私が来ないから暇で屋上へきたらしい。

私は橋本がいないからなんとなくここへきた。



なんかちょっとした運命感じちゃうよ。
< 82 / 135 >

この作品をシェア

pagetop