紙ヒコーキ

オレンジの空


私はあれいらい、
橋本を意識するようになった。


でも、橋本はあの日の事はなにも言ってこなかった。

ただ私だけが意識していた。

いつもと変わらない日々
あの日の事を消してくかのように。

私はあえてなんでしたのか理由は聞かない、

いや聞けない。

嫌われそうで怖いから、
だからなにも言わない。

オレンジ色に染まる夕日の下でキスをした


そんなの夢の夢
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