風にキス、君にキス。





……ああ、ごめん。



また泣いてんなって…






その涙を拭って…やり…たい…のに…





誰でもいい。

柚の目を塞いで、俺を隠してやって。





「日向…っ、日向…!」




――――――

――――







…最後に見たのは



誰よりも愛しい君の





泣き顔…だった。







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