Eye-Contact
#4Game
剣夜
『あたしが言えたコトじゃ無いけど……バスケしてなかったの??』
「うん。…バスケすると陽が浮かんできて駄目だった」
『そっか』
「俺、陽が居たからバスケ始めて…陽が居たから上手くなれて…陽がいるから続けられてたんだと思った。俺のバスケは陽なんだ」
『悠翔…』
悠翔は少し照れたように笑って明るい声で
「みんなに謝んないとな! すっげー心配させたと思うし…」
『そうだね』
軽くキスをして
みんなのいる体育館に向かった。