Eye-Contact


「悠翔?」

胸の痛みに耐えていたら…
いつの間にか剣夜は家ん中に入っていて、俺は玄関に立ち竦んでいたらしい。
俺を迎えに来て心配そうに

「疲れた?」
と、
首を傾げた姿が昔のまんまで少し笑えた。






表現がリンクする――


走馬灯のように駈け巡る記憶――





あの時の
胸の痛みは変わりはしない





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