・゚+俺ギミック+゚・
着いたのは中庭で授業が始まる時間だから誰もいなかった
『ふぅ〜。颯人のやつ美羽のことになるとうっせぇからな』
そう言ってベンチに座る先輩
「…ハァ。陸先輩速いです;;」
私も先輩の隣に座る
『ごめんごめん♪
…それとさー。その“陸先輩"ってのそろそろやめない?』
背もたれに肘をつきながら言う先輩
ん?“陸先輩"をやめる?
どういうことさぁー。
「意味が…ちょっと。」
『だからー。“陸先輩"じゃなくて“陸"ってよんでってことっ。あと、敬語なしね♪』
笑いながら私を見下ろす
「無理です///」
そりゃあ、急にそんなこと言われても恥ずかしくてよべないですよ…ねぇ?
何かめっちゃ彼女っぽいもん
((いや、彼女だけどね。
そう思うとさらに恥ずかしくなり、顔が赤くなってるのをバレたくないから下をむいた