・゚+俺ギミック+゚・


―――――
―――





『お、終わったぁ゙ーッッ』



光が息を荒くしながら廊下に倒れこむ




「お疲れぇ〜」



そんな光を廊下に座り見下ろす私






『…うー。今何時?』




「えっとねぇ♪…。


……8時…30分。。。」




『はぁッッ!?8時30分!?
どんだけ頑張ってたんだよ〜、俺ッッ』



頭を抱えて騒ぐ光







8時半って…。


しかも、まだ教室の人達やってる;;




「明ーっ。ほとんど出来たし明日の放課後にまたやろうよッッ」


装飾をまだやっていた明に話しかける




『うんっ。あたしまだ片付けがあるから先帰っていいよ』




「は〜い。」




終わったことに喜びながら陸の教室に向かおうとしたとき




『ちょっと、待ったぁ!!
どこ行くんだよお前ッッ』



光に掴まれて転けそうになった




「何って…二年生の教室」




『…あぁ!!そっか、お前陸先輩と付き合ってるんだっけ。

いいな〜。二年生の教室』


笑いながら冷やかす光




「なんで二年生の教室がいいの?

二年生に好きな人いるんだぁ♪」



冗談でいったはずなのに、光の顔は真っ赤で…




「マジでッッ!?」




『うるせぇッッ!!
いいだろっ別に!!』




「図星なんだぁ♪
よし。あたしが連れてってあげようっ」




『ば、ばかッッ。やめろッッ!!』






抵抗する光を無理矢理引っ張り二年生の教室に向かった







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