掻きむしり
そして、小さな火が、たいまつを持った人々が病院に集まっていく…。途中にある建物にはたいまつとガソリンが投げ込まれ次々に食われていく。

俺は急いで立ち上がる。その時、あの医者が部屋に入ってきた。

「貴方も気付いているようですね…。」

「あぁ…、俺は奴らから逃げる。先生はどうする?」

「多分死ぬだろう…。」
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