moon -不良-



「やッ!!」



抵抗する舞華ちゃん



でも 俺は行為を止めない



もう.どうだって良いと思った



嫌われようがどうでも                                  いくら好きでも
この気持ちが通じる事はないのだから


好きな女を好きでいてはダメなのだから



でも次の瞬間



「先輩...や..だよ」



ポロポロと涙を流し


固く目を閉じる彼女



それを見た時


俺の手はピタリと止まった



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