moon -不良-



有名な渡部先輩が来たことによって



少し教室内がざわつく



私はガタンとイスを引き
鞄を持って



ゆっくりと先輩の元へ向かった。



美由紀はそんな顔を見て目を見開いていた。



「ちょっと舞華!?」


ビックリした声で話す美由紀に私は


「バイバイ また明日ね」


それだけ言うと
教室を後にした


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