moon -不良-



コツコツと響く鉄の階段...



1階部分は何でこんなに車やバイクがあるのに 誰も居ないんだろう



そんな疑問を浮かべているうちに



階段を登りきった私は

部屋のドアノブを見つめた。



渚がいないのに入って平気だろうかとか



もし誰かいたらどうしようだとか



私が変質者だと思われたらどうしようとか


色々考えたらきりがない。



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