moon -不良-



moonの溜まり場に
着いた私達は


ソファーに座って
テレビを見ていると


陽の携帯が鳴った。



「…ぉう。わかった」



電話を切った陽は
ゆっくり立ち上がり


「家まで送る」



私と自分のヘルメットを持ってドアを出て行った。



何? いきなり?



でも.時間はすでに
11時を過ぎていたため眠気に襲われていた私は


黙って陽のバイクの
後ろに乗った。




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