トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
「そっ、そんなことないってば!

…それよりっ!

ご飯出来たよ。
有り合わせの物で作ったから、たいしたもんじゃないけど…」



お皿に盛り付け、ダイニングテーブルへと運ぶと。


「おっ!炒飯だっ!
うまそ〜じゃんっ♪」


炒飯を前に、優はとても嬉しそうに席についた。



「味は保証できないけど…」

と、あたしも優の前に座る。




「いっただきま〜すっ♪」

優はスプーンを一口運ぶと―…




「これ、すっげー美味いよっ!!
さすが美衣だなっ♪」


なんて、とても美味しそうに食べてくれている。




ふふっ

「よかった♪」


そんな風に喜んでもらえたら。

あたしも嬉しいし、作り甲斐があるよ。




どんな些細なことだって


ひとつひとつのことに
幸せを感じて。






この"幸せ"が

どうか永遠に…




永遠に続きますようにと

心の中で願った――…。




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