トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
ご飯を食べている間も。
お風呂に入っている間も。
何をしていても。
まるで、あたしの脳はハイジャクでもされてしまったかのように。
少しの隙間も残さず、優が占領してしまっていて…。
考えることは、
優のことばかり―…。
優からの連絡を今か今かと待ち焦がれ、常に携帯とにらめっこ。
携帯が鳴るたびに、ドキドキと胸を高鳴らせながら携帯を開いてみるけれど…。
そのたびに、優からではないと解ると、深い溜め息ばかりがこぼれ落ちる…。
「あ〜…!!
落ち着かないよーっ!!」
そう叫ぶと、勢いよくベッドにダイブして、ボフッと枕に顔をうずめた。
もしやこれって…
"恋の病"ってやつじゃないよね…?
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