トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
そして長い講義が終わるとすぐに。
急いで鞄に荷物を詰め込み、帰る準備をする。
「あれ?次の講義もこの教室だよ?」
「ごめん、今日はこれで帰るわ。
悪いんだけど、次の講義の出席カードを、代わりに書いて出しておいてくれる?」
「…うん、それは別にいいけど…
具合でも悪いの?顔色悪いよ?」
「…うん…、ちょっと今日は、朝から調子悪くて…
ごめんね、あとはよろしくね」
心配そうに見つめる、真央の視線を背中に感じながら。
あたしは教室を飛び出した―…。
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