トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
「ねぇ、美衣
早く浴衣着てみてよ〜。」
「うんっ!
優も着替えよーよ。」
あたしたちは早々と、仲居さんが用意してくれた浴衣に着替えることにした。
「美衣の浴衣姿…
すっげぇ可愛いんだけど。」
そう言いながら、優は上から下まで、全身を舐め回すように見てくるものだから…。
「…そっ、そんなにジロジロ見ないでよーっ!」
りんごのように真っ赤に染まっているであろう顔を見られまいと、顔を背けた。
「あれっ?
もしかして、美衣ちゃん照れちゃってる?可愛い〜♪」
なんて、優はあたしを茶化しながら。
わざと前に回り込んで、顔を覗き込んできた。
「…もうっ!優っ…
…んっ!……ンンッ…」
そしてあたしの言葉は
優の柔らかい唇で塞がれてしまった――…。
「…美衣…」
優の口からは、熱い吐息がこぼれ落ちて…。
首筋には
無数のキスの雨が降り注ぐ―…。
「…ゆ…優っ…」
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