トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
ご馳走をたらふく食べたあたしたちは。
仲居さんが敷いてくれた布団の上に、ゴロンと転がった。
「…ねぇ、美衣のココ。
ちょっとだけかして。」
そう言って、優はあたしの膝を指差している。
「…え?」
それって…
"ひざ枕して欲しい"ってこと…?
「…うん、いいよ」
あたしは体を起こすと、布団の上に座り直す。
「ありがと」
優はあたしに擦り寄り、そしてゆっくりと膝の上に頭を乗せた――…。
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