トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
部屋の前まで着いて、ドアを軽くノックすると。
ガチャッ…と、ドアが開いて。
「おかえりっ♪」
と、キラキラスマイルで出迎えてくれるのは、あたしの王子様―…。
「ただいま!」
「…みっ、美衣??」
あたしは、そんな優の顔を見た瞬間…
考えるよりも先に
優の胸に飛び込んでいて…
「…どした!?」
優は少しだけ、驚いていたけれど。
そんなあたしを、しっかりと受け止めてくれて。
優しく包み込んでくれるから…。
「…優…」
「…ん?」
「優が大好きだよ…」
この溢れる気持ちを
言葉にしていた――…。
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