トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
「…もう、明日の朝、帰らなきゃいけないんだね…」
あたしは冷蔵庫から取り出した、ミネラルウォーターを喉に流し込む。
「…うん、ごめんな。
明日の午後から、ドラマの撮影あるから、ゆっくりもできなくて…」
「あっ…、
そういう意味じゃないの…。
楽しい時間は、ほんとあっという間だなぁ…と思って。」
「ほんとだよなぁ…」
もっともっと
優と一緒にいたい――…
もっともっと
優を独占していたい――…
そう思ってしまうあたしは
欲張りすぎるのかな…?
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