トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
「…美衣、こっちきて?」
布団に寝転んでいる優が、あたしに向かって手招きをしている。
「うん…」
あたしが近付くと―…
「きゃっ…!」
手を引き寄せられて。
布団の中へと引きずり込まれてしまった―…。
「…ゆ…優?」
うるさいくらいに、胸の鼓動はバクバクと騒ぎ立てている―…。
「今日はこうやってくっついて寝たいな…」
なんて、そんなことを耳元で囁かれたあたしの耳は。
きっと熱を帯び、真っ赤になってしまっているはずだ―…。
まだ湯上がりで火照っている体が、さらに熱を持ち、沸騰してしまいそうだよ―…。
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