トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
「本当に悪いと思ってるなら…
それくらいのことできるでしょ?
口先だけじゃないってこと、態度で示してよ。
そしたら…
今回のことは許してあげてもいいわ。」
冷めた眼差しのまま、フッと鼻で笑うと、片方の口角だけが上がった。
「―…………」
…その時…、
「…やめなさい聖花!
あなた、自分が何を言っているのかわかってるの!?」
控室から見守っていた聖花ちゃんのマネージャーが、痺れを切らしたかのように止めに入った。
「うるさいな!
これはあたしと優くんの問題なんだから、口出ししないでよっ!!
ねぇ、できないの?
早くそこに膝まずいて謝ってよ!!」
再び睨みつけるその目は冷たく、怒りの火が灯っている―…。
「―…………」
…俺が土下座して
それで聖花ちゃんの気が納まるなら…
聖花ちゃんが許してくれるなら…
俺は……
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