トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
SECRET〜優〜
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――――…
すこしの沈黙が続いたあと
それを破ったのは
美衣の方だった――…。
「…それにしても、
今日はほんとびっくりしたよ〜!!
まさか、こうやってまた…
優とふたりで話せる日が来るとはねっ…」
美衣はそう言いながら笑った。
あの頃と変わらない、笑顔で。
美衣……
「びっくりさせて、ごめんな。
でも、これでおあいこだよな?」
「…えっ?」
美衣は、そのクリンとした愛らしい瞳をさらに見開きながら、俺の顔を見ている。
「この前の握手会に…
美衣、来てくれてたよな?」
その問い掛けに
美衣は動揺しているようだった。
「…う、うん。
やっぱり…優は気付いてくれたんだね」
と、俺から視線をそらした。
「当たり前だろ?」
俺が美衣に気付かないわけがないよ…。
「だけどまさか、来てくれてるとは思わなかったから、びっくりしたよ」
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