トップ★シークレット〜あたしの彼氏は芸能人〜
だけどね、優…。
あたしは優に
謝らなければいけないことがあるの―…。
「優…ごめん…。
優はあたしとの約束を守ってくれたのに…。
あたしは優との約束を
守ることできなかった…。」
「…どういうこと?」
優は、あたしの言っている意味がよくわからないようで、表情を曇らせ、あたしの顔を覗き込んだ。
「あたしは…
優の1番のファンにはなれなかったの…。
ごめんなさい…。」
「…え…?」
「あたしね、優をテレビや雑誌で目にするたびに…
優がますます遠い存在になっていってしまう気がして…。
心の底から、応援できない自分がいたの…。
そんなの、1番のファンだって言えないでしょ?」
「…美衣…」
優は切ない瞳をして
あたしを見つめている…。
だけどね、優…。
「あたし…、
これからも1番のファンにはなれそうにないよ…。」
「…どうして?」
だって、あたしは―…
「あたしは今でも…
優のことが…
大好きなんだもんっ…!」
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