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私には霊感というものは一切なかったけど、嫌な予感がした。



「お母さん……。侑姉ちゃんの友達の家に電話してよ……」



「そんなの迷惑でしょ！我慢しなさい」



お母さんにはこの嫌な予感は分からなかったようだ。



「お母さん、侑姉ちゃん大丈夫だよね？」



「大丈夫よ、安心しなさい」



私はお母さんの言葉を聞くと、少しは安心できた。



でも、



侑姉ちゃんにはもう会えなかった。