僕の好きな人

さほど時間もかからなかった。



一応僕は英語の三上先生のところにも謝りに言った。


「やっぱりサボりか。
机の上にパンの袋だけあったからさ、
学校には着たんだろうとね。」


なんでパンの袋、置いたままだったのか?

そのときの僕を理解することは出来なかった。


「それにしても、望月もサボるし、
このクラスはどうなってるんだかね。」


「あ、あはは・・・。」


横目で浅井先生をみた。


あんなにあっさりしてるから
サボる生徒が多いのかな。




なんて思ったりして。





目線の先に、疑問を持った。


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