労働の価値 その2
--- 4-4 ---
「いろんなふたつの関係」ではどうか。
布の「価値」は、
「ふたつだけ」のときよりずっと、
「使う価値」から離れていく。
というのは、
布の価値は今では、
上着の価値とも同じだし、
茶ともコーヒーの価値とも同じだから。
布は、
「上着っぽく」「茶っぽく」「コーヒーっぽく」なったので、
「布っぽさ」がだんだんなくなっていく。
ただしこの場合、
こうした価値がぜんぶ「同じだ」ということは、
見てすぐにはわからない。
「上着と同じ」と言っているその価値は、
ほんとうに、
茶のときも同じなのか。
フラフラスルカモ、ワカラナイ…
「いろんなふたつの関係」ではどうか。
布の「価値」は、
「ふたつだけ」のときよりずっと、
「使う価値」から離れていく。
というのは、
布の価値は今では、
上着の価値とも同じだし、
茶ともコーヒーの価値とも同じだから。
布は、
「上着っぽく」「茶っぽく」「コーヒーっぽく」なったので、
「布っぽさ」がだんだんなくなっていく。
ただしこの場合、
こうした価値がぜんぶ「同じだ」ということは、
見てすぐにはわからない。
「上着と同じ」と言っているその価値は、
ほんとうに、
茶のときも同じなのか。
フラフラスルカモ、ワカラナイ…