労働の価値 その2
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こうして今ではいろんな商品は、
布と同じくらい、
というふうに測られる。

こうして、
ぜんぶの「使いみち」は布と比べられることになる。

そうするために、
その使いみちを捨てて価値だけがあらわされる。

だから、
ぜんぶの商品と同じなものとして、
価値が言われるようになる。

   フラフラシナイ!

このときはじめて、
ぜんぶの商品が価値でつながりあい、
おたがいが「交換される価値」になる。

みんな同じ「価値」どうしだ!

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