労働の価値 その2
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「ふたつだけの関係」のときも、
「いろんなふたつの関係」のときも、
商品が組み合わさると、
そのときそれぞれで勝手に、
価値を決めている。

ほかがどうなっていようと関係ない。

しかし「基準ひとつの関係」では、
商品ぜんぶの集まりを相手にしていつでも、
同じように価値を言うことができる。

   フラフラシナイ!

どの商品も、
いろんなところで同じように、
価値を言うことができるようになる。

それは、
価値を測る基準がいつも同じだからだ。

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