労働の価値 その2
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さて、
経済学は、
あまりできはよくないが、
価値と、
価値の大きさを、
くわしく調べた。

そして、
そうしたものはほんとうはどういうものか、
価値の中身を、
みつけてきた。

しかしまだ一度も、
考えたことのない問題がある。

なぜ価値の中身は、
こうした姿か。

なぜ労働がものの価値の大きさを決めるのか。

あるいは労働の時間を計ると、
価値の大きさが決まるのか。

こうした問題だ。

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