労働の価値 その2
--- 12-6 ---

「モノのオバケ」にとりつかれたまま、
「富」を考えた学者たちもいる。

≪「富」は「資本」をさす≫

だがもしかして、
このひとたちは、
わすれているのか、
農業に注目した学者たちのことを。

だいぶたっているのだが。

その学者たちの言うことが、
ただの思い込みだったとわかってから。

「 土地を使う料金は、
  土地から決まってくる。

  ひとびとのつながりから決まるのではない 」

彼らは、
そんなことを言っていた。

そして、
それはウソだと、
わかっている。

そしてこれは、
「モノのオバケ」にとりつかれたまま、
と見えないか?

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