労働の価値 その2
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だからどんな商品でも、
ぜんぶに同じように向かいあうのではない。

作られたものということだけで、
向かいあう。

または、
「使う価値」として向かいあう。

基準として向かいあっているわけではない。

だから、
君も太郎も次郎も三郎も、
困ってしまう。

くよくよと、
考える。

「とにかく もう やってしまった!」

持ち主たちは、
考える前に、
やってしまった。

   ハカッテシマッタ!…イツノマニ?

ということは、
商品をどうするかは、
生まれたときから知っていたやりかたで、
やったのだ!

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