労働の価値 その2
--- 3-4 ---

このひとたちは、
商品を、
ただの「価値」としてだけ、
つないでいくことができるのだ。

商品を、
「売り物」としてだけ、
つないでいくことができるのだ。

しかし、
そうするために、
ひとつの商品を、
ぜんぶと同じな基準として、
ほかの商品と向かいあわせていたのだった。

こうした話しが、
商品のしくみをみることで、
わかっていた。

しかし、
ひととのつながりだけが、
たとえば金を、
ぜんぶに同じ基準と決められる。

< 188 / 426 >

この作品をシェア

pagetop