労働の価値 その2
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ともかく、
商品が「価値」があるのは、
それが、
こんなふうに、
働く力を出したから。

無色透明になっているが、
このただの「労働」が、
そそぎこまれているからだ。

さて、
お金持ちのいる世の中では。

軍隊の将軍のほかには、
銀行の社長が、
いばっている。

それに比べて「ただの人間」は、
みじめである。

≪「銀行の社長」としたのは、銀行の頭取、銀行家である。≫

そして同じように、
ただの「労働」も、
みじめである。

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