労働の価値 その2
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さあ、
ここからは、
歴史の話しだ。

ただの「価値」が、
商品とはべつに、
勝手に動くようになる。

この、
勝手にやれるようになった「価値」が、
商品を、
商品とおかねとのふたつの重なりに、
変える。

これで、
これ以上変わらないところまで行きついた。

こうなるまで、
ただの「価値」は、
そとへ そとへと つきすすむ。


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