労働の価値 その2
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はじめは たまたま、
たとえば金が、
「どれとも同じな基準」になる。

つまり、
「どちらにも同じな基準」が みがきあげられ、
おかねになる。

どの商品がそうなるかは、
たいてい ふたつのことが関係する。

ひとつめ。

おかねという姿になるのは、
村の外から来る 一番だいじな交換品だ。

たいていは、
村のなかで物を交換するとき、
その「価値」をあらわすのに自然なものだ。


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