労働の価値 その2

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ただの「労働」は、
だれでもが、
勉強もせず、
きたえもせずに、
できるような、
ふつうの、
あたりまえの、
かんたんな労働の力を、
出したものだ。

≪「かんたんな労働」としたのは、「単純労働」である。≫

こうした、
あたりまえでかんたんな労働、
というのは、
国や時代、
ひとが違えば、
変わってくる。

それでも、
そのとき、
その場の、
そのひとたちのあいだでは、
「これだ」と、
わかって、
きまっている。

そして、
複雑な労働は、
こうしたかんたんな労働が、
強く、
激しくなっていったり、
いろいろ組み合わされていたり、
するものだ。